心身をサポートするサービス

このブログでは、デイナイトケアについて調べていきます

精神科看護師が関わるデイナイトケアの事例

精神科で行われるデイナイトケアは、朝から夕刻まで10時間ほど、施設で心身のリハビリを行う医療サービスです。
朝は早くて9時か10時頃に開始し、19時か20時頃に終わるパターンが多いでしょう。
デイナイトケアに参加する患者は、生活のリズムが乱れて昼夜逆転してしまったり、自宅以外に居場所を見つけたいという希望を持ったりしているケースが少なくありません。
1日のうち長時間他人と過ごすことにより、規則正しい生活を取り戻し、心安らぐ場を探すという目的を持っているのです。

看護師は、こうした患者の要望に応えるべく、積極的に患者と関わり、生活指導をしなければなりません。
そのためには、作業やレクレーションに加え、食事や休憩なども含めメリハリのある計画を立てて、患者が充実した時間を過ごせるよう気を配る必要があります。
個々の患者に適したプログラムを考え、長い1日のうちに達成感や充実感を得られるよう工夫することが求められるでしょう。
具体的には、園芸やペーパークラフトをはじめ、描画や料理など手を動かす作業に向いているのか、または体操やストレッチなど身体を動かすリハビリが適しているのか、といったプログラムの選択について看護師が相談に乗ることになります。

デイナイトケアであれば、長時間滞在できるので、作業と身体活動の両方をプログラムに取り込むことも可能でしょう。
デイナイトケアの現場では、クリエイティブな活動に気が乗らない時は、映画鑑賞やカラオケなど、遊びの要素を入れても構わないとされています。

⇒デイナイトケアを知るならこちらもおすすめです